こんにちは。

鹿児島税理士事務所「鹿児島中央会計事務所」です。

 

相続税法改正により、一気に加速した不動産賃貸業への不動産融資。

少子高齢化、世帯数減、人口減は考慮しないまま、一気に突っ走っていました。

 

さて、平成29年に入り、金融庁の指導の下、銀行融資が失速気味です。

 

もちろん、鹿児島でも資金調達がこれまでのようにはいかなくなっています。

 

平成28年に売却されたお客様は、本当に強運かもしれません。

鹿児島中央会計事務所のお客様にも、昨年大儲け(?)された、お客様が数名おられます。

 

現在、鹿児島中央会計事務所で調達支援している「2億2千万円」の案件ありますが、

いつもより時間がかかっています(融資特約延長により対処致しました)。

 

今後は、金融引締めと空室率増加により、取得がますます困難になりますし、

当然(希望価額での)売却も難しくなります。

 

そのうち、売値が下がってきますので、

昨年売却され自己資金がそこそこある元気なプレーヤーにとっては、

ますます面白い市場になりそうです。

 

今年平成29年以降は、不動産賃貸経営の格差が拡大します。

プロ」と「セミプロ」と「素人」が同じテーブルでゲームをするイメージです。

 

税理士業を始めて14年目となりますが、

ついに、不動産賃貸業の世界にも本格的な格差社会が到来する気がします。

 

 

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